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脱毛の基礎知識

医療脱毛の脱毛機の違いと選び方|熱破壊式・蓄熱式、レーザーの種類と主要クリニックの導入機種【2026年10月】

医療脱毛の脱毛機の違い 熱破壊式・蓄熱式と波長 脱毛の基礎知識

医療脱毛のクリニックを比べていると、「ジェントルマックスプロ」「メディオスター」「蓄熱式」「熱破壊式」といった言葉がよく出てきます。脱毛機によって、痛みの感じ方や向いている毛質・肌の状態が変わるため、クリニック選びでは料金と並んで大切なポイントです。この記事では、脱毛機の違いを「照射方式」と「レーザーの種類」の2つの軸で整理し、主要クリニックが導入している機種を一覧にしました。

※各クリニックの導入機種は2026年10月1日時点の公式サイトの掲載内容です。院によって導入機種が異なる場合があるため、通う院の機種はカウンセリングでご確認ください。
※本記事は特定の脱毛機・クリニックを推奨・順位づけするものではありません。

この記事の要点
・医療脱毛の脱毛機は、照射方式(熱破壊式・蓄熱式)とレーザーの種類(アレキサンドライト・ダイオード・YAG)で特徴が変わる
・熱破壊式は毛が抜けるまでが早いが痛みを感じやすく、蓄熱式は痛みが比較的少ないが毛が抜けるまでに時間がかかるとされる
・1台で複数の方式・波長を切り替えられる機種も多く、部位や毛質で使い分けるクリニックが増えている
・機種を自分で選べるクリニックと、医師が選ぶクリニックがある

違い①:照射方式(熱破壊式と蓄熱式)

医療レーザー脱毛の照射方式は、大きく「熱破壊式」と「蓄熱式」の2つに分かれます。

項目熱破壊式蓄熱式
主なターゲット毛母細胞・毛乳頭バルジ領域
出力・照射方法強い出力を一度に照射比較的穏やかな出力で、連続して照射し熱をためる
痛み強いと感じやすい比較的少ない
毛が抜け落ちるまでの目安照射後1〜2週間照射後2〜4週間
回数の目安(ルシアクリニックの案内)5〜8回7〜10回(部位によっては10回以上)
日焼けした肌(ルシアクリニックの案内)施術できない場合が多い施術できる
レジーナクリニック・フレイアクリニック・ルシアクリニックの公式サイトの案内をもとに作成

どちらが優れているというより、痛みを抑えたいか、早く毛が抜ける実感がほしいか、日焼けしやすい生活かといった条件で向き不向きが変わります。最近は、1台で熱破壊式と蓄熱式を切り替えられる機種も多く使われています。

違い②:レーザーの種類(波長)

医療脱毛で使われるレーザーは、主に次の3種類です。波長が長いほど肌の深い部分まで届き、メラニン(黒い色素)への反応は穏やかになる、という性質があります。

レーザーの種類波長主な特徴
アレキサンドライトレーザー755nmメラニンへの反応が強く、黒く太い毛に反応しやすい。熱破壊式の機種に多い
ダイオードレーザー808〜810nm、940nm などアレキサンドライトとYAGの中間の波長。蓄熱式の機種に多く、産毛にも使われる
YAG(ヤグ)レーザー1064nm肌の深い部分まで届く。ヒゲやVIOなど毛根が深く太い毛に使われることが多い

湘南美容クリニックは、アレキサンドライトとYAGの2波長を選べる機種について、YAGレーザーの対象部位を「男性のフェイス・首、男女のVIO」とし、脱毛が初めての人や濃い毛が多く残っている人には、痛みの観点からYAGでの積極的な照射はすすめていないと案内しています。

主な医療脱毛機の特徴

機種レーザーの種類照射方式導入している主なクリニック
ジェントルレーズプロアレキサンドライト熱破壊式湘南美容クリニック、レジーナクリニック
ジェントルマックスプロアレキサンドライト/YAG熱破壊式湘南美容クリニック、ルシアクリニック、レジーナクリニック
ジェントルマックスプロプラス―(公式サイトで確認)―レジーナクリニック
スプレンダーXアレキサンドライト+YAG熱破壊式湘南美容クリニック
ミスト脱毛(アバランチレイズ)アレキサンドライト/YAG熱破壊式湘南美容クリニック
メディオスターNeXT PROダイオード(808nm・940nm)蓄熱式/熱破壊式TCB東京中央美容外科、フレイアクリニック
メディオスターモノリスダイオード(808nm・940nm)蓄熱式/熱破壊式フレイアクリニック
ソプラノチタニウムアレキサンドライト・ダイオード・YAG(755・810・1064nm)蓄熱式/熱破壊式フレイアクリニック(一部院を除く)、レジーナクリニック
ラシャ(Lasya)ダイオード(808nm)蓄熱式/熱破壊式(切り替え可)TCB東京中央美容外科
各クリニック公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月1日時点)。機種の並びは方式・レーザーの種類ごと。院によって導入機種が異なります

主要クリニックの導入機種一覧

クリニック導入機種(公式サイトの記載)機種の選び方
エミナルクリニック蓄熱式の脱毛機(公式に「国内未承認機」と表示)。全身の熱破壊式プランはカウンセリングで案内料金ページの6回プランは蓄熱式
湘南美容クリニックジェントルレーズプロ、ジェントルマックスプロ、スプレンダーX、ミスト脱毛(アバランチレイズ)希望すれば機種を指定できる。院によって取り扱いが異なる
TCB東京中央美容外科ラシャ、メディオスターNeXT PRO毛質に合わせて2種類を使い分け
フレイアクリニックメディオスターNeXT PRO、メディオスターモノリス(いずれも薬事承認取得済み)、ソプラノチタニウム(一部院を除く)部位に応じて方式やハンドピースを使い分け
リゼクリニック3種類の医療レーザー脱毛機(料金ページに機種名の記載なし)使い分け
ルシアクリニック熱破壊式の「ジェントルシリーズ」(シネロン・キャンデラ社製)のみ使用。症例紹介ではジェントルマックスプロを使用―
レジーナクリニックジェントルマックスプロ、ジェントルマックスプロプラス、ジェントルレーズプロ、ソプラノチタニウム通常は医師が選定。オーダーメイドプランでは、熱破壊式・蓄熱式の機種から希望の機種を選べる
並び順は五十音順。2026年10月1日時点の各公式サイトの記載

自分に合う脱毛機の選び方

痛みが不安な人

蓄熱式は、熱破壊式に比べて痛みが少ないとされています。蓄熱式の機種を使えるか、また麻酔を使えるか・費用がかかるかもあわせて確認しましょう。麻酔の費用は医療脱毛の痛みと麻酔の種類・費用で比較しています。

早く効果を実感したい人

熱破壊式は照射後1〜2週間で毛が抜け落ちる目安とされ、ルシアクリニックは回数の目安も蓄熱式より少なく案内しています。痛みは強めになりやすい点を理解しておきましょう。回数の目安は医療脱毛は何回で終わる?で詳しく解説しています。

日焼けしやすい人・肌の色が濃い人

ルシアクリニックは、日焼けした肌への施術について、熱破壊式は「施術できない場合が多い」、蓄熱式は「可能」と案内しています。屋外での活動が多い人は、蓄熱式を使えるクリニックかどうかを確認すると安心です。

ヒゲ・VIOなど太く濃い毛を脱毛したい人

肌の深い部分まで届くYAGレーザーは、ヒゲやVIOなどに使われることが多いレーザーです。ただし痛みを感じやすいため、照射の順番や麻酔の有無をクリニックと相談しましょう。ヒゲ脱毛の料金はヒゲ脱毛の料金比較で比較しています。

機種を自分で選びたい人

湘南美容クリニックのように希望の機種を指定できるクリニックもあれば、レジーナクリニックのように通常は医師が選定し、特定のプラン(オーダーメイドプラン)でのみ機種を選べるクリニックもあります。「この機種で受けたい」という希望がある場合は、指定できるか、通う院にその機種があるかを事前に確認しましょう。

「薬事承認」の有無も確認しておきたい

脱毛機には、国内で医療機器として承認(薬事承認)を受けた機種と、承認を受けていない機種(国内未承認機)があります。未承認機は、国内での有効性・安全性の審査を経ていない機器で、医師の判断と責任のもとで使用されます。フレイアクリニックのように承認取得済みの機種であることを公表しているクリニックもあれば、エミナルクリニックのように「国内未承認機」と表示しているクリニックもあります。気になる場合は、使用する機種と承認の有無をカウンセリングで確認しましょう。

医療脱毛の脱毛機に関するよくある質問

脱毛機によって効果に差はありますか?

照射方式や波長によって、毛が抜け落ちるまでの期間や向いている毛質、痛みの感じ方は変わります。ただし最終的な仕上がりには、毛質や肌の状態、照射する医師・看護師の設定も影響するため、機種名だけで効果が決まるわけではありません。

途中で脱毛機を変えることはできますか?

複数の機種を導入しているクリニックでは、毛の減り具合や肌の状態に合わせて機種や方式を切り替えることがあります。希望がある場合は施術前に相談しましょう。

サロンの光脱毛とは何が違いますか?

医療脱毛は医師・看護師が医療用レーザーで照射し、サロンの光脱毛は医療機関以外で扱える範囲の光を使います。違いは医療脱毛と美容脱毛の違いで詳しく解説しています。

出典・参考資料

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